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左脳日記

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11月3日(土曜日) イタリア3日目 -ミラノ/ヴェローナ-

【サンタンブロージョ教会】

少し風邪が悪化してきていた。
長距離列車でヴェローナへ移動する前に、気になってたパスタ屋へ行くために地下鉄でサンタンブロージョ駅へ。

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駅を出るとすぐに、サンタンブロージョ教会を発見。
中を見たかったが、すでに決まった時間のチケットを取ってしまっていたので、お店へと急ぐ。

しかし、なかなか見つからない。
ミラノの地図はとても読みにくかった。と言うのも、街は碁盤目状になっておらず、一本に見える通りの名前が途中でちょくちょく変わるからだ。

人に道を訊きまくり、どう考えても「ここでしょ!」と思う場所に辿り着いたが、ついにそのお店を見つけることは出来なかった。

いまググッてみたら、ちゃんと在るみたい。どうして見つからなかったんだろう。定休日は月曜日のはずだが。
Buon Gusto
安くて美味しいらしいよ。


土曜日なのでお店は閉まっているところが多く、とりあえず通りすがりにぽつんと一軒空いていたピッツェリアへ。

サーモンのピザを頼む。
イタリアの人が、ピザをナイフとフォークで食べることに結構驚いた。
ちょっと面倒くさいけど、倣ってナイフとフォークでいただく。

しょ、塩っぱ!載ってる鮭がまた塩っぱい。
店員の対応も微妙だったし、なんか損した気分。
こんなことならサンタンブロージョ教会の中観て来ればよかった。


【ヴェローナへ】

ヴェローナという、ロミオとジュリエットの舞台となったという小さな街へ向かう。

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ミラノ チェントラーレ駅は、バンコクのファランポーン駅に似ていた。ドイツのドレスデン駅にも似てる...大きな駅ってみんなこんなものかな。

切符は自動券売機で適当に買ってしまったため、なんの鉄道を使ったのかも良くわからない。
2等で1時間半、17ユーロくらいだったと思う。

列車に乗って窓際の席に座ると、向かいに黒髪の男の子、隣に金髪の女の子が座った。
女の子は、私が肘掛に乗せた肘を、自分のひじでグイグイ押して落としてきた。なにすんのよ。

そして道程半分くらいのところまで来たころ、車掌さんが回ってきた。
「見て見て、ちゃんと買ったよ!」とばかりに嬉しそうに切符を差し出したが、向こうはイタリア語で何か問題があると言っているようだ。
世界中が、不安いっぱいに暗転。

「わたし違う電車に乗ってます?」と聞いたが、そうではないらしい。国籍を尋ねられたので日本人だというと、その問題が各国語で表記された紙の、日本の国旗のある部分を指し示された。

なになに...?
「この切符は、検札機の刻印がされてないため、50ユーロ罰金を取ります」という内容の事が、微妙に間違った日本語で書かれている。
ご、ごじゅうゆーろー!?嘘でしょ!?切符が17ユーロなのに!?
本当に泣きそうになりながら「知らなかったんですけどー!」と言ったら、その車掌さんは無言で立ち去った。「きっと「罰金徴収セット」みたいなものを持ってくるんだ」と思って絶望していたら、隣の女の子が、"I think it was OK :-)"と教えてくれた。
貴女、肘落とししたけど優しいじゃん...。

しかしそんな刻印の案内、英語ではどこにも書いてなかったように思うのだが。
こんなの払う人居るの?
そもそも強制力あるの?
この国ヤクザ?もといマフィア?

その後、女の子が降りると、男の子は私に荷物の見張りを頼んでトイレに行った。
果たして、私に頼んだ程度で防犯効果があるんだろうか。この男の子の行動からすると、北イタリアの治安は思ったより悪くないようだ。

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少しだけ日が暮れ始め、レンガ色の綺麗な街並みと遠くの山々に白い雲がかかってるのが見えてきたと思ったら、定刻でヴェローナへ到着。
この前にも後にも、定刻を期待していなかったイタリアの電車が、予定時刻から遅れることは一度もなかった。


【治安の良いヴェローナ】

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ヴェローナでも、ホテルは駅の近くに取ってあった。
ヴェローナの観光中心部は駅とは離れているのだが、私は気が小さいので駅に到着したらとにかくすぐ安全にホテルに向かいたいのだ。
しかし、駅を出てみると肌で感じる治安はかなり良さそうだ。

ホテルにチェックインすると、小さな街だけあってホテルはミラノよりも料金に対して部屋が広くて綺麗だった。wi-fiフリーだしスタッフも親切でいいホテル。
ピッコロホテルというホテルだった。

ホテルの人に近くにスーパーがないか訊いてみたところ、すぐ近くにmigros(ミグロス)というスーパーがあるとのことだった。

しかし、教わったスーパーはそう近くはなく、早歩きで10分ほどかかった。
とは言え、3.5ユーロで十分美味しいイタリアのワインや、備え付け分では足りないトイレットペーパーなど、買いたい物が買えて大変便利。
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スーパーの野菜や果物はだいたい量り売りだった。
レジでは前後の人の買い物との間に仕切りを置くらしい。

この辺りは人々も親切で、無駄に道を聞きたくなるほど。
おすすめはしないけれど、暗くなってからも問題なく歩ける感じであった。

体調も天気も下り坂だったので、ホテルの周りをブラブラしただけで、ネットしたりしながらワインをちょっと飲んで早々に寝てしまった。
by gisouchir | 2012-11-03 17:14 | 海外旅行中日記

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