左脳日記

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11月14、15日(水、木曜日) イタリア14日目 -ミラノ/東京-

『11月13日(火曜日) イタリア13日目 -ミラノ-』 のつづき。

【ミラノ出発前】

目覚ましではなく、隣の部屋のイタリア人の歌声で目が覚めた。
まだ5時なのに。
うるさいけど、上手い。

咳止めのおかげでちゃんと眠れたが、目が覚めた頃からまた咳込みだしたので、再び投薬。
咳はたちどころに止まったが、この薬を飲むとまるで体調が悪いときにウォッカを1杯飲み干したみたいな感じの眩暈と動悸がする。
いったい何がどれだけ入っているのだろう。

しかし、それ以外はいたって好調。
健康ってありがたいなあ。


チェックアウトして、ホテルの最寄であり空港への直結ラインの出ているチェントラーレ駅に荷物を預ける。
そして地下鉄に乗り、またドゥオモへ。

観光地ではだいたいヘンに寂れたとこを気に入るのだが、何故か今回はドゥオモとヴィットリオ・エマヌエーレ二世ガレリアというベタベタな場所が気に入った。
言葉が全く分からないので、観光地を気軽にハミ出ることが出来なかったというのもあるだろう。


地下鉄に乗ろうとすると、またジプシーが小銭を狙ってきた。
ジプシーはチェントラーレ駅の券売機のところによく居て、イタリア国外の人間と見ると直ぐに寄って来る。

切符を買おうとすると「手伝おうか?」と言ってくる(その後チップよこせ攻撃する)のはまだマシなほうで、横に来て勝手に適当なボタンを連打しておいてチップを要求する者もいる。
全部無視していたが、一番腹立たしいのは近くに忍び寄ってきて、出てくる釣り銭を手を突っ込んで掠め取ろうとする者だ。

そのパターンの攻撃が来たので、ノーと言って手を払いのけたが、負けずにまた突っ込んでくる。
ヨーロッパのたかり(というか泥棒でしょこれ)は骨がある。
もう一回払いのけたら、なんと私の腕を2回叩き返してちょっと遠くに逃げていった。...と思ったら、もう次のターゲットをロックオンしている。

腹が立ったので一眼カメラを取り出して構えながらゆっくりそのジプシーに近づいていき、執拗に撮影したら困っていた。言い返さないで困るという事は、悪いことをしてるという自覚があるんだろうな。

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こういうヒトが寄ってきたら注意。
左の観光客もすでにロックオンされている。


ドゥオモ駅で週辺の気に入った場所をあらためて一巡りしてから、コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ(ミラノ風カツレツ)という名物料理を食べてみることにした。
美味からず不味からず...。
場所が場所(ドゥオモ周辺は高くて不味いので有名)なので、不味くなかっただけ儲け物かも。



【ミラノ出発】

また少しブラブラして、チェントラーレ駅へ。

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大きな駅は、色んな国の人が行きかっててワクワクする。

駅で、買いそびれたお土産などを買って荷物をピックアップ。
ホーム上にあるセフォラというブランドのコスメは、パッケージデザインはいまいちだが安くて使えるものが多い。ここで買ったリップ、良かった。もっと買ってくればよかった。

電車に乗ってチェントラーレ駅が遠ざかると、「あー、もうあと一週間くらい居たい!!」という気持ちがこみ上げてきた。

今回は予定を入れ過ぎて自分の意志で動いてる感じがせず、「え、次何処行かなきゃいけないんだっけ?」とノートを見る日々であった。
それでも同じ土地には最低でも3日間は居るように組んだのだが、終わってみると、行程に組むのはミラノとカヲリ★ちゃんの展示会場だけで十分だったな、と思う。

思えば一生ミラノで生きる人も居るのだし十分刺激のある街なのだから、半年くらいはそこ一箇所で過ごしてもいいハズだ。
そしてもっと、人と会ったりゆっくり写真撮ったり、目的なくブラブラしたりしたかった。
風邪をこじらせたのもデカかったが、飲みに行ったりしたくても翌日が移動だったり予定が入ってたりで、好きなように出来なかった。



【日本へ】

そんなことを思いながら、あっという間に空港到着。
免税店でもうろつこうと思ってそちらに行くと、日本人の集団が。
複数の日本人のツアー団体客が、ひとつの便にまとまっていたのだ。

みんな統率されていて同じタイミングで動くので、免税店のレジでは離れたところにスカスカなレジがあっても誰もそっちに行かないし、トイレも離れたところに行けば空いてるのに誰もそちらに行かないから、全部自分が遠いほうに行かないといけなくなるので、イライラした。
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ここで、VALENTINOのVALENTINAという香水を買った。

搭乗したら、飛行機一機殆どすべて日本人で驚いた。ツアーとあって年配の人が多く、数人しか居ない西洋人が行きの飛行機で見た『テルマエ・ロマエ』の阿部寛人種リバースバージョンのようになってた。
あんなにくつろいでない西洋人たちを初めて見た。

お手洗いで西洋人男性が若干後から来たので、わざとうやうやしく「お先にどうぞ」と身振り付きの日本語で言ったら、"Me!?"と自分を指差してすごい驚きながら、しかし素直に入って行った。


機内では、眠れずにずっと映画を観たり(帰りは『宇宙兄弟』を観た)音楽を聴いたりゲームをしたりしていた。
周りじゅう日本人だと、言葉の意味がいちいち分かる(=その人の気分とか気持ちが解る)のであちこち気になって眠れない。
その代わり、「いつ具合悪くなってもなんとかなるだろー」と思うと気楽ではあった。

行きの飛行機もやはり日本人が殆どだったが、機内食の選択は殆どの人がイタリアンを選んでいた。
帰りはほぼ全員が日本食をチョイス。私もその例に漏れず。

乗った時点では特に目立たなかった咳の音が、降りる頃には機内じゅうで嵐のようになっていた。

なんとなく、旅行が予定より12時間半早く終わってしまって損したような気分になりつつ、合計23キロの荷物を引きずって帰宅。

平日の昼間に、トランクと免税品店の袋などを提げて電車に乗るとちょっと後ろめたい。
日本である。



【帰宅】

家に帰って、その居心地のよさに驚いた。

こんなに小奇麗で清潔で安全な部屋(全てイタリアの安ホテル比)に住まわせてもらってるのに、何のために大金はたいて苦労するのかと思うが、それが嫌いじゃないという不思議。

シャワーを浴びようと服を脱いだら、体から何か淀んだ匂いがした。
体を洗っても歯を磨いても取れず、「ああこれは食べ物も変えて最低でも丸一日以上経たないと消えないだろうな」と思った。風邪の匂いかな。


その後、突然スコールのように激しい発作のような咳に見舞われ、帰国早々ゆっくりすることも出来ず医者に駆け込むなどして、なかなか大変だった。

このまま咳の発作が癖になったらどうしようと思ったが、その後はパッタリそういう咳は出なくなった。



【次回の旅行に向けて、必要なことのまとめ】

■旅行の計画は立てるべきじゃなかった。一箇所定住型からの、気の向くままが向いている。

■しかし、現地情報はもっと目を通しておくべきだった。

■ありとあらゆる薬を入手して向かうこと。今回も色々持っていたが、次回は処方箋で出してもらうような
 効果覿面なやつを調達して行く。

■ミラノの11月上旬は寒くないようだ。ショートコートを形だけ着る程度。しかも、室内はやたらに暑い。

■ユーロは日本で換金して、基本全部カードが良い。海外のATMで下ろせるカードに変えるとかなり便利そう。

■防犯対策はしっかり出来たと思う。これで盗まれたら運の問題。
 部屋出る前に貴重品は全てトランクへ入れてトランクをロック。
 トランク自体を据え付けのものにチェーンロック。
 持ち歩く財布はバッグにチェーンロック・バッグは体でしっかりホールド。ボーっと歩かない。

■現地の言葉は、単語だけで良いから買い物出来る程度には覚えて行ったほうが
 絶対面白いと思った。
 これを怠ったために、レストランなどもかなり限られた店しか行けなかった。
 しかし英語メニューを置いてる店の少なさはほんと想定外だった...。

■2週間居るならアパート借りるべき。
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by gisouchir | 2012-11-15 17:00 | 海外旅行中日記

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